どうも、たまーに構築記事を書いているほねっとです。
今回は最終レート1945(971位),最高レート2030くらいの構築の紹介をしたいと思います。
なお,本構築は
ポサリンピック剣盾シングルトーナメント結果記事 - ほねっとの構築日記
と似たような構築を組みたいというコンセプトで組みました。よろしければこちらもご覧ください。
☆使用構築
基本コンセプトは高速アタッカー+高耐久かつ後出しがしにくいポケモンによる受けという1面とステロあくび+蝶の舞の積みアタッカーの1面を持つ構築。これは先のリンクの剣盾の構築と同じコンセプトである。
☆使用ポケモン
1 ドラパルト
テラスタル:竜
特性:クリアボディ
持ち物:こだわりハチマキ
性格:ようき(S↑C↓)
A252-D4-S252
この構築の軸にして最も初手出しするポケモン。SV環境はSラインが非常に高い中で135族を上から叩ける貴重なポケモン。さらに型が非常に豊富なことも相手を悩ませる要因であり,非常に多くのパオジアンとオーガポンを上から叩いた。ただしウーラオスはちょっと耐久に振るだけで耐えられたり,オーガポンもHB特化だと耐えられたりしたため当初ほぼ打つ機会がなかった不意打ちに変えて逆鱗に。これにより最後の詰めの安定さが段違いになった。
2 ポリゴン2
テラスタル:電気
特性:トレース
持ち物:しんかのきせき
性格:ずぶとい(B↑A↓)
H252-B100-D156
パルデアから四災を守るために立ち上がるイケメン...参上
はい。現環境でママンボウと並んでイーユイとパオに後投げが可能なポケモン。ママンボウとの差別化は交代後に放電およびトライアタックによるパチンコを仕掛けられることとイカサマがあることで物理積みポケに耐性があること。基本的には四災とオーガポンに対する後投げと後述するグライオン殺しがお仕事。パオには零度と剣舞で何回もやられたのであのポケモンおかしいです。
4月3日 修正
3 カバルドン
テラスタル:炎
特性:すなおこし
持ち物:たべのこし
性格:しんちょう(D↑C↓)
技:じしん,あくび,ステルスロック,ふきとばし
H252-B4-D252
眼鏡以外のハバタクカミに後投げから勝つことが可能。メインの役割対象はハバカミとタケルライコ。今シーズン最も多かったのは初手ドラパでオーガポンやパオジアンを倒す→ブエナハバカミが出てくる→カバ後投げ→カバでハバカミ倒して3:1の構図を作って勝ち切る。これが一番強い動きでした。これ以外にも初手出しで起点作成を行ったり積みポケを退場させたりとこの構築影の立役者。
4 ウルガモス
テラスタル:岩
特性:ほのおのからだ
持ち物:あつぞこブーツ
性格:おくびょう(D↑C↓)
H4-C252-S252
安定感抜群の抜きエース。岩テラスにすることで炎オーガポン,カイリューをしっかり処理するできる。加えてカバルドンの砂と絡めて特防を上げつつガチグマのブラッドムーンをしっかり受けることができる。大文字にしないとパワーがでないため命中のリスクはあるがこっちを採用。この2つだと水ウーラに打点がでないためあと1つはギガドレ。できればウーラをこのポケモンで処理したくはないがもし処理する必要がでた場合はだいたいいろんなテラスタルをケアしたり耐久振りをケアしたりしてアクジェは打ってこないため相手のテラスの色だけ考えることを意識した。
5 モロバレル
テラスタル:水
特性:さいせいりょく
持ち物:ゴツゴツメット
性格:ずぶとい(B↑A↓)
H252-B252-D4
上記4体だと水ウーラが激重なため採用。対水ウーラはもちろんのこと胞子により相手のサイクルを制限できるこれまた交代先に負荷をかけられる受けポケモン。ヘドロばくだん採用理由はクリアスモッグを打ちたい特殊積みアタッカーにはだいたい身代わりが採用されていて意味がないこと,そして胞子読みオーガポン後投げに負荷がかけられることが理由。
6 レジエレキ
テラスタル:氷
特性:トランジスタ
持ち物:じしゃく
性格:せっかち(S↑B↓)
A156-C252-S100
調整意図はスカーフ100族抜きまでSに振り,Cはぶっぱ,残りはA振り。
本構築の地雷枠。基本的な使い方は地面枠を採用していない相手に上からボルチェン振り回してサイクル回すのと対ママングライ,受けループ特化ポケモン。
まずママングライに対してだが,パオから来た場合は相手を信じて初手ボルチェン(テラス切って礫対策するにはあり)を打ってポリ2につなぐ。この後零度が飛んでこなければ勝ちです(は?)
相手はこの後ママンボウを出してくるのでクイックターン前に一旦再生。するとグライオンが出てくるのでこっちはカバを後投げ。ここはれいびケアでまもるかみがわりを押しているはず。カバを出したのを見た相手はどくどくを押してくるからそれに合わせてポリ2出し。そうするとポイズンヒールになったポリ2が爆誕するからあとはTODで勝ちと。これめちゃくちゃ決まりました。
次は対受けループ。ハピとかラッシャとかグライとか入ってるあんま殴らなそうなやつをイメージしてもらえれば。
初手はまたレジエレキ。今回はグライが初手にでてきた場合を仮定。
特徴として地面タイプが入ってなければ受けルでエレキに強いポケモンがいないが,ひとたびサイクルになると勝てないのでエレキでもう全部終わってもくらいの気持ちで考える。序盤受けル側はテラス切りたくないはずでまもるで氷テラス見たら特殊想定でハピに交代してくるはずだからそれを読む。そして今度はサンダーダイブの自傷読みでまたグライに引くからそれを読んでテラバーストを押す。つまり下の図のように常に交換読みの行動ををすればどっかで必ず引っかかると信じてプレイしました。実際対受けルの勝率はめちゃくちゃ良かったです。
☆基本選出
ドラパポリ2カバとカバガモスバレルorポリ2がダントツ多かったです。BIG6は前者の選出で。初手ガチグマきたら苦しいです。
☆しんどかったポケモン
1
倒せません。ガモスでテラス切って蝶舞積むかドラパで押し切るかしかないです。特にガモスのルートは裏にパオかウーラいたら負けます。
2
パオジアンです...。無理やりポリ2突破されます。珠以上の火力アップアイテムを持っているとドラパもエレキも上から礫で倒されます。基本礫ないお祈りしてました。
3 ガチグマ
ポケモン界のドラズエル。このポケモンに後投げできる子いるんですか?今でも対策の言語化ができていないポケモン。
4 ブリガロン
誰ですか?
最終日に当たって印象に残ったポケモン。ドラパカババレルで選出して鉄壁積まれたからバレルで対処しようとしたらまさかの特性ぼうだんでヘド爆が通らずカバを後投げしたらボデプレ押されて致命傷に。強かった。
☆まとめ
1000位くらいまでは超順調だったけど2桁の人には多分全然勝ててないからまだまだ詰めが甘かったと実感。当たった人の構築とか人生で初めてメモしたりして真剣に戦ったけどそれでも最終2桁の壁は高かった。また機会があればリベンジしたいと思います。
引用
・「ポケモン徹底攻略」様の画像
・ジェントリのツイート
・俺の絵